小学生にお金のことを教える際に前回は遊びながら学ぶことができるボードゲームについて取り上げました。
小学生に関しては集中して学ぶためには楽しさが必要です。
そんな小学生でも楽しくお金について学ぶことができる『絵本』について今回はご紹介していきたいと思います。
ボードゲームについての記事はこちら▼
絵本の持つ力
絵本は、子どもたちにとって、文字や言葉の発達を促すだけでなく、心の成長・発達のために欠かせない存在だと言われています。
「絵本は心の栄養」とも言われています。
幼いころ絵本を読んだ記憶は少なからずあると思います。
絵本は、絵と言葉が織りなす芸術とも言えます。
小学生はまだ字が読めないものもありますので、文字だけではなく、絵と読み手の声から絵本に触れることになります。
絵本を読み聞かせすることでコミュニケーションも取れ、言葉を発さなくとも絵本を通じてコミュニケーションを取り信頼関係を築くきっかけとなるのも絵本の持つ力です。
お金について学べる絵本5選
それでは、ご紹介していきたいと思います。
- 100円たんけん
- おかねのきもち
- ぼうけんしようお金のせかい
- レモンをお金にかえる法
- チョコレートウォーズ
順番に見ていきましょう。
① 100円たんけん
商店街を探検しながら100円で何が買えるかを探す100円探検隊。
お金のやくわりや、もののねうちについて、考えるきっかけをくれる絵本。
自分でお小遣いを持ち出す低学年の子にも、お金の価値をさりげなく教える為にもわかりやすい絵本です。
|
② おかねのきもち
貯金・節約・投資・給料などお金の一番大切なことを学ぶことができ初めてのお金で感動する絵本とも言われています。
「1円玉を笑うと1円玉に泣く」という言葉もありますがまさしく1円の大切さ、お金の大切さを感じることができる絵本です。
|
③ ぼうけんしようお金のせかい
リュックを背負ったリスのミゲルが冒険を通じてお金の起源や役割、使い方を分かりやすく考えることができる絵本です。
小学生の時に読んでおいてほしい本です。
|
④ レモンをお金にかえる法
コミカルな絵とストーリーを楽しんでいるうちに、アッという間に経済の仕組みがわかっていく、小学生もですが大人も一緒に楽しめながら勉強できる絵本です。
|
⑤ チョコレートウォーズ
ムリな労働を強いるバニー社長が主人公。
従業員のニワトリたちが大反発を巻き起こし快適な職場や理想的な経営者って何だろう?
チョコレート工場の働き方改革はどうなる?など働く人の気持ちが分かり両親の働く気持ちを理解する事が出る本です。
|
絵本は子供たちを成長させる
絵本には素敵な絵が溢れています。
大人から見ても感激するぐらい綺麗な絵、お洒落な絵、可愛い絵、楽しい絵も溢れています。
絵は文字とは違い大きな印象を残します。
子供が想像力を発揮する部分もたくさんありそこにお金のことについて触れている絵本は「印象+お金のこと」で記憶にも残りやすいです。
絵本の読み聞かせでは子供は色んなことを合間合間で大人に言ってきます。
「このキャラクター可愛い」などの感想もあれば「どうしてこうなったの?」という質問の時もあります。
つまりインプットとアウトプットが両方あるのです。
絵本は成長する上でとても重要なものです。
まとめ
絵本はボードゲームと同様に楽しく学べるツールの一つです。
そして、会話をしながらコミュニケーションを取りお金について学ぶことができます。
お金について教えることは難しく考えず沢山のツールを使って一つ一つ試しながらお金の教育をおこなっていきましょう。
FTCではお金の教育ができるツールを今後もご紹介していきます。
お楽しみに。