働き方について知ろう

学生時代に大きな選択をするシーンの一つに進路の選択があります。

進路の選択は高校や大学の卒業を控えた時期には頭を悩ますことが多いと思います。

「就職」「進学」という選択を自分の意志で決める人生においても大きな岐路に立つことになります。
(もちろん、小学校や中学校の時に自分の意志で進路を決め、実践した方もいらっしゃいます。)

そんな人生における大きな岐路の選択の一つである「就職」について考えて見ましょう。

「就職」とは?

「就職」とは、辞書で調べてみると「職業につくこと。新しく職を得て勤めること。」(コトバンク https://kotobank.jp/)とあります。

では、世の中の理解はというと「正社員として働く」=「就職」と考えられています。

つまり、言葉の本来の意味と世の中の受け取り方には少し差異があるようです。

「絶対に就職が正しい!」と言い切れるわけではありません。

働き方は多種多様です。様々な働き方について考えていきます。

働き方について

働き方というとどんなものを思い浮かべるでしょう?

働き方も多種多様です。

  1. 正社員(正規雇用者)
  2. 非正規雇用者
  3. 個人事業主
  4. 事業主

大きく分けて上記の4種類です。

正社員(正規雇用者)

正社員という言葉は必ず聞いたことはあるでしょう。

法人に正規雇用者として雇用され働く人のことを指します。

いわゆる、「会社員」です。

正社員は正規雇用社員の略称で、非正規雇用である非正規雇用社員と対義の言葉です。

正社員は法人に属することで安定的な給与と社会保障を受けることができます。

安定・安心を求める方にオススメの働き方です。

その反面、法人に属するため各法人のルールや人間関係がつきまといます。

そのため、ルールに縛られたくない人や人間関係が苦手な人は苦労することもあるでしょう。

非正規雇用者

正規雇用者の対義の言葉で、パートタイマーやアルバイト、派遣社員、期間職員などが該当します。

雇用契約が有期間だったり、時間給(時給)契約だったりと生涯安定とはいきませんが、休みが取りやすかったりなど自由度が高いのが特徴です。

そのため、芸能活動を目指している方が生活するためのお金を稼ぐための仕事としていたりと二足の草鞋を履くことが出来たりします。

また、家庭の事情や身体的事情により長時間働くことができないなどの条件がある場合などに融通が利くため都合がいいことがあります。

個人事業主

法人に属さず、個人が事業主の状態で、法人としては登記していない状態のことです。

法人でいうところの社長=社員の状態です。

法人に属していないため、ルールなどに縛られにくく自由度が高いです。

事業内容なども自身が事業主のため自由度が高く、幅広く事業を展開することができます。

収入はやったらやっただけ稼ぐことができますが、やらなかったらその通りの収入となりますので、会社員のようにサボってても給与がもらえるというのとは大違いです。

「稼いでやるぞ!」「自分でやっていくぞ!」という方には収入や事業内容は自由自在なのでオススメです。

事業主

いわゆる、社長です。

法人を起業し、事業を行っていく人のことを指します。

個人事業主との違いは、法人として登記されているかどうかです。

社長=社員の一人で事業を行っていても法人登記されていれば個人事業主ではありません。

事業主ですので、事業内容は自身で決めることができたり決裁権があります。

従業員を雇用して法人を大きくすることもできます。

法人登記さていることで社会的信用も上がります。

法人登記の諸手続きが難しかったり、個人では課税されない法人税の対象だったりします。

日本の慣習

日本は終身雇用で会社員として勤勉に働くことが美徳とされる風習が今も根強く残っています。

しかし、現代では多種多様な職業があり、働き方もそれぞれです。

子供以上、大人未満の高校生が自身の意志で未来の大きな選択を後押しするためにも古き慣習を理解した上で、多くの選択肢を提示できるように知識付けをしてあげることも教育の大事な役割だと思います。

それでは。

児童・生徒学生向けお金の教科書プレゼント

学校教員様専用の
金融教育コミュニティ

未来ある子供たちに金融教育を通じて、人生の選択肢を広げ、日本の金融教育を世界のスタンダードに。

FTCは教員様と共にお金の教科書を作成し、学校の先生方に特化した金融教育情報をLINE公式アカウントでも発信しています。

弊社FTC LINE公式アカウントにお友達登録していただいた教員様に、弊社で作成した『児童・生徒学生向けお金の教科書』をプレゼントします。

ぜひご活用ください。

教科書を受け取る

関連記事

TOP