大学生のうちに知っておくべき 『クレジットカードとショッピングクレジット』

あなたは「ちょっと旅行に行くお金が欲しいな」と思ったときどうしますか?そんな時に、コンビニのATMでカードキャッシングができるサービスを利用する。

今1万円しかもっていないあなたでも、クレジットを使えば、サインひとつで20万円もするバッグを簡単に手に入れることができます。

クレジットカードがあればもっと簡単です。

「いい時代」とあなたは思うかもしれません。でも,おかしいと思う人も中にはいるかと思います。

今回は、そんな「クレジット」について考えていきましょう。

キャッシュレスが当たり前

現代社会では電車でもバスでも、プリペイド型のカードやチャージ型のカードを利用する人が増えています。

また、その他金融機関のキャッシュカードにはデビットカードとも呼ばれるものもあって,現在では大型家電店やスーパー、専門店などでカードの提示とレジの端末機への暗証番号の打ち込みで、簡単に現金同様に支払いができる機能を備えるようになりました。

また、ほとんどのコンビニ店ではATM機を設置して、現金の引き出しが容よう易いにできるようになりました。

クレジットカード=借金?

考え方としては、クレジットカードの使用は借金をすることと同じと考えるべきです。

クレジットカードは、現金をもっていなくても、カードを店に提示すれば、ショッピングや旅行などのサービスを楽しむことのできる便利な 「ツール(道具)」です。

クレジットカードを作ることは、カード発行会社に対して将来の 「立て替え払い」や「分割払い」の依頼を事前にまとめて申し込むことです。

カードを利用することは、代金を後払いにするだけのことで、借金をすることと全く同じです。


引用:金融広報委員会「きみはリッチ?」

クレジットカード:別名プラスチックマネー

クレジットカードは、無限に使える魔法のカードではありません!!

今、クレジットカードは、カード会社だけでなく、デパートやスーパー、航空会社なども発行していて、全国で約2億9,500万枚(2021年3月末)にもなります。

「成人1人当たり3.4枚」のクレジットカードをもっていることになります。
さまざまな支払いのためのカードが増えて、近い将来、財布をもち歩く必要のない時代がくるかもしれません。

クレジットカードのことを紙幣に対して、「プラスチックマネー」とも呼びます。

クレジットカードを沢山持っていても、お金の代わりになるわけではなく、使用した場合は、借金をしている、という意識が大切です。

カードの種類

  • プリペイドカード
    鉄道やバスのカード、図書カード、ギフトカードなどのように、事前に一定額を支払って購入し、その額の範囲内で使用できるカード。
  • チャージ型カード(ICカード)
    交通機関の利用やコンビニエンスストアでの支払いなどで使えるカード。
    あらかじめ一定額の現金をカードにチャージして使用し、不足を生じたらチャージ対応機で現金を追加できる。
  • キャッシュカード
    銀行などに口座のある人に発行されるカード。
    銀行などの営業時間外でも暗証番号や生体認証によりATMで預金や引き出しができる。
    *生体認証:指の静脈パターンなどを読み取って本人確認を行う方法
  • クレジットカード
    カードの加盟店で商品の購入をする際に、提示とサインまたは暗証番号の入力のみで支払いが可能となるカード。
    あらかじめ審査のうえ、クレジット会員として申し込むと、カードが交付される。
    実際の支払いはでは、割払いや一括払いにより、後日カード会社からの請求によって行う。
  • デビットカード
    預金口座の残高の範囲内で支払いが可能となるカード。
    提示と暗証番号入力またはサインを行い、利用額は銀行口座から即座に引き落とされる。

その他に、キャッシュカード兼デビットカードとして、国内の加盟店で利用でカードのほか、最近では銀行がクレジットカードの国際ブランドと提携して発行するデビットカードが増加しており、海外やネットショッピングでも利用できる。

クレジットカードの注意点

  1. 買い過すぎ、借り過ぎ、遊び過ぎ
  2. 自分の実際の収入を忘れ、手もちのお金がわからなくなる。
  3. 支払い日を忘れると、高い延滞料(遅延損害金)をとられる。
  4. カードを落としたり盗まれたりして、他人に使われてしまうと、請求がくる。

クレジットカードとクレジットの仕組み

クレジットとクレジットカードの違い

大きい買い物をしたり、車の免許を取得するには、必ずお金を支払わなければなりません。

その場合、現金で全額を払う代わりに、何回かの分割払いにしたり、ボーナス払にして、支払日を延ばしてもらう方法などがあります。

また、自分の代わりに第三者(クレジット会社など)に代金全額を立て替えてもらい、クレジット会社にあとで支払うこともできます。

これらを「クレジット契約」といいます。よく耳にする、「ショッピングローン」も同じ意味となります。

ショッピングクレジット(ローン)の流れ

ショッピングローンを利用できるのは、商品を購入するタイミング。買い物代金の支払い方法で「ショッピングローン」を選択すると、ショッピングローンの審査が行われます。

ショッピングローンの審査に通過すれば、ショッピングローン会社が買い物代金を立て替え。自分は店舗へ買い物代金を支払うことなく、商品を購入できます。

*クレジットを使うことは 「借金」をすることと全く同じであることに注意しましょう。

日本クレジット協会の報告書では、現在クレジットカードを利用せずに、商品を購入する際にクレジットを申し込み(ショッピングクレジット,個別販売信用)全体の与信供与額(利用金額)は、2021年度で約6兆円を超えています。

また、2021年度時点での与信供与残高(利用残高)は、約16.5兆円となっています。

クレジットは消費者だけに便利なのか?

クレジットは、手元に現金がない場合、消費者(物を買う側)にとって便利である一方で、分割払いにしても立て替え払いにしても、クレジットを利用すれば、手数料という名の利息そくをつけて払う必要があります。

実は、販売業者(デパート、専門店など)やクレジット会社はもちろん、金融機関(銀行など)にも利益(メリット)があることを知っていますか。

  • 販売店の利益
    商品購入者が手もち資金が少ない場合にも、商品をすすめることができるため、買う人が増えて売り上げが多くなります。
    また、クレジットカード会社などに立て替えてもらえば、売り上げ金が確実に入ります。
  • クレジット会社の利益
    一般的に、立て替え払いをした消費者から年2〜15%の手数料(ショッピング手数料) を受け取るばかりでなく、販売店 (加盟店)からも年1〜7%の手数料が入ります。
  • 金融機関の利益
    クレジットを利用する人の支払いは、銀行などの口座から自動引き落としされることがほとんどなので、金融機関側の視点では、お客が増え、預金の取り引きも当然に増えます。

まとめ

クレジットは、便利な仕組みではありますが、安易に「無計画な契約」は家計破綻に繋がる危険性も秘めてます。

時には、契約を急がせるセールスに勧誘されたり、悪質な訪問販売に遭遇するかもしれません。

トラブルに遭わないためにも、日頃からサービスや物を買う前には、一度考える習慣を身に付けることが大切です。

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