世界最大の金融都市、香港の不動産について

日本で最も経済規模が大きく、不動産価格が高いエリアは東京都です。

とくに近年インバウンド需要や東京オリンピック関連の事業開発、コロナショックに伴う金融緩和などの影響で、不動産価格は更に高騰しています。

東京都の中でも特に不動産価格が高い銀座エリアは坪単価1.5億円と言われており、ハガキ1枚分の面積当たりはなんと68万円です!

それでは世界で不動産価格が高いエリアとはどのような場所なのでしょうか?

世界で最も不動産価格が高いエリアのひとつに香港があります。

今回はそんな世界屈指の金融都市・香港不動産の魅力について見ていきます。

香港ってどんなところ?

香港は中国南東部にある特別行政区で、地方行政制度とは異なる行政機関が配置され、異なる法律が適用される地域です。

香港は1997年にイギリスから返還され中国の領土となりましたが、独自のルールと経済によって成り立っています。

そして自由貿易制度や低い税金制度があり、中国を筆頭に多くの富裕層や企業が香港を介して取引を行っています。

そのため、貿易額は小さい地域ながら世界第8位となっており、多くの企業が香港に拠点を置いています。

大きさは東京都のおよそ2分の1、人口は約740万人で人口密度はマカオ、モナコ、シンガポールに次いで世界第4位となっています。

非常に狭い地域に非常に多くの富裕層(主に中国人)が住んでいるため、香港の不動産価格は世界と比較しても非常に高額です。

中国での著しい経済成長によって財を築いた人達が、その資産で香港の永住権を獲得(日本円で1億円以上の資産を香港国内に持つことが義務)し、香港の不動産価格を押し上げています。

香港の不動産価値

MAREAS「世界の不動産事業~価格編~」(https://mareas.co.jp/2574-2/)参考

香港の不動産価格は東京都のおよそ2倍と言われています。

人口密度は東京都とほぼ同じですが、香港には中国をはじめとする世界中の富裕層や大企業の金融資産が流れてきているため、不動産価格は大きくなる傾向にあります。

不動産とは、土地や建物のことを指しますが、需要と供給のバランスやそのエリアの物価指数などに応じて価格が変わりますので、香港のように富裕層が多く集まり人口密度が高いエリアは必然的に不動産価格が高くなりやすい傾向にあります。

世界中で金融資産が増え続ける中、富裕層の個人金融資産や大企業が内部留保している資産も大きく伸び続けるため、必然的に香港の不動産価格は上昇していきます。

このような地域で物やサービスを売ると大きな売上に見込めますので、将来的に香港で仕事をすることを考えてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は香港の不動産事情についてみていきました。日本という狭い国だけで見るとここ数十年の景気が悪いような印象を受けますが、国や地域や文化が変われば経済成長が著しかったり、大きな売上が作りやかったりする地域は数多くあります。

香港経済や文化を知ることで、日本だけでなく海外の市場にも目を向けて将来を考えてみてはいかがでしょうか?

それでは。

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