2022年4月より成人が20歳から18歳に引き下げられました。
これにより、自身の意思でローンなどの金融契約が18歳から可能になりました。
しかし、知識がないまま契約をしたり、もったいない思いをしないように勉強が必要です。
今日はそんな金利について紹介です。
金利とは
資金の貸借において借り手から貸し手に支払われる利息(貸借料)の、貸借された金額(元金)に対する割合。
(知るぽると https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yogo/k/kinri.html)
つまり、お金を貸したことによる得られる利子や借りたことによる利息のことを指します。
お金を貸す時は金利が高いほど得をし、お金を借りる時は金利が低いほど得をします。
金利の種類
金利には大きくわけて2種類あります。
「単利」と「複利」です。
「単利」は契約元金に対して一定の金利を乗じる方式です。
例えば、100万円を預け入れて年率1%の単利だった場合。
毎年100万円の1%の1万円が利息として受け取れます。
なので、1年経過で101万円、2年経過で102万円というように毎年定額増えていきます。
「複利」は現在残高に対して一定の金利を乗じる方式です。
例えば、100万円を預け入れて年率1%の複利だった場合
毎年残高の1%を利息として受け取れます。
なので、1年経過で101万円、2年経過で102万100円、3年経過で103万301円というように残高が増えていくともらえる利息も増えていきます。
単利と複利どっちがいいの?
預貯金などの資産運用においては「複利」の方が圧倒的にいいでしょう。
預け続ければ利息で残高は増えるわけですから利息も増えていきます。
経過期間が多ければ加速度的に増えていきます。
では、借金の時はどうでしょう?
「複利」の方が圧倒的に損をします。
単利の場合は、契約元金つまり借入残高に対して金利がかかります。
しかし「複利」の場合、借入残高に対しての利子も加えた金額に金利がかかりますので、なかなか借入残高が減っていかなかったり、支払いが滞ったりすると急激に借入残高が増えていたりします。
アインシュタインも絶賛
相対性理論で有名なアインシュタインですが、こんな言葉を残しています。
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う
(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」
このように知らずに損するのは大変もったいなく、危険なことです。
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