アメリカでの取り組み実例

アメリカでは幼少期より当たり前のように家庭や学校で金融教育が行われています。

そんなアメリカの金融教育で実際に行われているものを今回は紹介していきます。

日本では減りつつあるゴミ回収(資源回収)を利用した方法で教育を行っています。

システムはとても簡単です。登校時にゴミを拾いながら通学するのです。

拾ったゴミは学校で回収され、成果としてポイントが生徒には与えられます。

与えられたポイントは学内の売店などで使用ができ、ジュースを買ったりお菓子を買ったりすることができます。

どんな効果が?

自分で頑張った分だけポイントがもらえ、オヤツなどが買える。

自分の「労働」が「モノ」に変わるということが自然と身に付くわけです。

つまり、「労働→給与→物(飲み物・食べ物)」という生活する上での当たり前を学んでいるのです。

さらに良い効果も!

ゴミ回収するというクリーン活動・環境保全活動という側面もあり、生活による環境への影響を考える機会にもなります。

また、ゴミ回収をするシーンを地域住民も見るため、地域交流にも繋がります。

日本の現状との比較

一昔前までは、学校の指定した日程で、子供が自分の学区の家の軒先に出されたダンボールや雑誌などの資源ゴミを回収して回るという課外授業のような地域活動がありました。

しかし、近年、子供による資源回収の取り組みが減っています。

これは、子供だけでの行動により事故や誘拐などの犯罪が発生してしまうリスクを伴うための判断で、やむを得ない面があり決して悪いことではありません。

学校での課外授業として実施

地域活動として実施した場合、活動範囲が広過ぎるため子供を守りきることができません。

それを回避するために、学校周辺の一部地域での活動にし、授業として教員の監督下で実施することができるでしょう。

限定的な範囲での活動にはなりますが、自分の労働がポイントに替わり、ポイントがモノに替わるという仕組みを理解するには十分です。

子供の未来のために

大人から見れば当たり前のことも子供にとっては未知なことであることは少なくありません。

日本の家庭での金融教育はまだまだ浸透するまで時間がかかるでしょう。

だからこそ高等学校での金融教育スタートを皮切りに小学校・中学校の教育でも意識的に取り入れていくことで、世界に負けない子供を教育から育てていかなければならないのです。

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