2022年4月より高等学校の家庭科にて金融教育がスタートします。
学ぶ側の学生も教える側の教員も初めての経験となり、戸惑う部分が少なからずあるはずです。
金融とは
金融と言われると銀行や証券会社、保険会社などを思い浮かべると思います。
どれも堅苦しく、難しいイメージを持たれると思います。
しかし、噛み砕くと「算数」に近いです。
色んな税制やルールが難しくしていますが、突き詰めると足す・引くの算数です。
そうです。みんな小学校で学ぶ算数です。
90円のものに100円払ったら10円のお釣りが発生します。
100-90=10という非常に単純な算数ですが、これも金融です。
難しいイメージの金融ですが、日常に転がっているのです。
なぜ金融教育が必要か
先程も述べた通り、金融は日常に転がっています。
では、日常的なことを知らないとどういったことになるでしょう?
100円のものを買う時には現在、消費税が10%課税され、110円となります。
これを知らなければ100円だけ持って行き、「買えない( ´•̥ו̥` )」ということになります。
次回に持ち越しや不足分を用意して再度行くことになります。
時間を無駄にしてしまいます。
今回は時間の無駄でしたが、知らないことにより税金などの請求が来て、支払いができないというケースも発生するでしょう。
したがって、知らないで損しないためにも金融教育は必要なのです。
どのように金融教育に臨むべきか?
今回は高等教育において取り組まれますが、今までの家庭科に追加で金融教育が盛り込まれるため、おそらく多く内容をさわることはできないでしょう。
だからこそ、授業で触れる部分をしっかり理解し、日常生活で活かせる点や日頃の生活に関連している点を見つけ意識して生活することが大切です。
授業で軽く触れただけでは身につくこともなく、すぐに忘れてしまうでしょう。
自身の未来の選択を増やし、より良い生涯にするためにも心掛けて臨みましょう。
それでは。