中学生になると、塾や習い事に通わせる親御様もいらっしゃるかと思います。また、友達と一緒に「外でお金を使う」機会も増えてきます。
その中で子供に渡す「お小遣い」はとても有効なお金の教育になります。
「小学生」でもお伝えした通り、ニーズ（必要なもの）とウォンツ（欲しいもの）をより具体的に区別できるようになるため、収入と支出を管理する「お小遣い帳」を作成しましょう。
ニーズとウォンツを正しく区別できないと、社会に出ていく上でお金の管理ができなくなってしまいます。お小遣いという収入と支出の帳簿をつけて管理することで、必要なものと欲しいものが買える金額と時期が明確に分かるようになり、生活に必要なものやサービスを適切に選択・購入できるようになる力を身につけることができます。
また、「必要だから」と必要なものを買う為に臨時収入（臨時のお小遣い）を得たとしても、嘘をついて別のものを買う時があるかもしれません。
その時は子供の気持ちを汲み取り、叱り方に気を付けながら、お金の使い方のアドバイスをしてあげましょう。