お小遣いをもらい自分の欲しいものを欲しい時に購入する機会が増えるのが中学生です。
体の成熟につれ、体力もつき行動範囲が広がり小学生の時には行けなかった場所へも自分で行き様々な経験を積むことができる成長期(思春期)です。
そんな成長期だからこそ自分の購買行為にはどんなことが関わっているのか学ぶことは大切です。
大人・子供関係なく支払っている税金
生活する上で多くの税金を支払っているのは体験・理解してる方が多いと思います。
- 所得があると支払う所得税
- 住所地に支払う住民税
- 不動産を所有していると支払う固定資産税・都市計画税
- タバコを買うとたばこ税
- お酒を買うと酒税
- 車などの燃料のガソリンを買うとガソリン税…
といったように税金は様々な場面で課税され支払っています。
しかし、税金に関わる制度は複雑で理解するには大人でも苦労しますし、親御さんが負担をしている部分が多いのでより理解しにくいのが実状です。
そんな難しい税金の中で、子供も支払う税金が「消費税」です。
商品に対して概ね10%が消費税として課税される(テイクアウトの食料品は8%)という比較的単純な仕組みですので子供でも理解はしやすいと思います。
子供に消費税を意識させる
ありがたいことに商品の価格表示には税抜・税込を両方表示しているケースが多く、「これはこれだけ税金払っているんだよ」と説明し考える機会を与えてみましょう。
税抜表示を見て、これなら小遣いで買えるかと思えば、消費税分で購入ができない価格だったと勉強になることも多いと思います。
身近なところに勉強の機会は転がっています。
様々なアンテナを広げて子供の金融教育に心掛けていくことが子供の将来を広げていくことに繋がりますので、意識していきましょう。