お金について教えるタイミングについて知りたいといと子供を育てる親として一度は考えるタイミングがあるのではないかと思います。
今回はそんな悩める親御さんの為にいくつかのお金について教える5つのタイミングをご紹介します。
小学生からできるお金について教えるタイミングは、
- 欲しいものを強請られたとき
- 一緒に買い物をするとき
- お子さんが物を壊してしまったとき
- 誕生日会などイベントをするとき
- 銀行や郵便局へ一緒にいったとき
一つずつ見ていきましょう。
小学生からできるお金について教えるタイミング5つ
1 欲しいものを強請られたとき
小学校から帰ってきたときやお友達の家から帰ってきたとき、テレビを見ているときなど欲しいものが見つかり強請ってくることもあるかと思います。
その時、頭ごなしに「ダメ!」と伝えてしまうとせっかくの学びのタイミングを逃してしまいます。
家事をしていたり、仕事をしていたりする中でも手を止めしっかりとお子さんと同じ目線まで屈み視線を合わせ、まず下記のことを聞いてみましょう。
- なぜ欲しいのか?
- それはいくらするのか?
- それを持つことでどんな気持ちになるか?
- それはニーズなのか?ウォンツなのか?(前章にて詳細投稿あり)
そこから親御さんが本当に「ニーズ」か「ウォンツ」なのかを判断し、購入する際は条件付き(お手伝いをする、それを使って結果を出す、大事に使う)で購入することでお子さんは欲しいものが出た際も考えてお強請りしてくると思います。
2 一緒に買い物をするとき
お子さんと一緒にスーパーや百貨店などに買い物に行った時も貴重なタイミングです。
お肉、野菜、ジュースなど値段がついてそれぞれ違っています。
ジュースも100円のジュースもあれば300円のジュースもあり、オレンジジュースでもなぜ値段が違うのかお子さんに質問してみてください。
「100%果汁濃縮ジュースだからこっちは300円になっているね!」
物は同じものでも製造コスト・内容量・品質などによって価値が変わり金額も違うということを教えるとても良いきっかけになります。
3 お子さんが物を壊してしまったとき
お子さんが物を壊してしまう機会もあるかと思います。お子さんは悪いことをしてしまった、知られたくない、隠したいと思うかもしれません。
まずお子さんには物を壊してしまった時は「正直に教えてね」と教えましょう。
そこからもしお子さんが物を壊してしまった時は下記の言葉をかけてあげてください。
- どうやって壊れちゃったの?
(壊れた経緯を聞き、行為的に壊したのであればよくないことを教える) - これが壊れちゃったら誰が困るかな?
(自分が使えなくなる、友達が使えなくなることへ反省) - これはどうやって買ったかな?
(お小遣いから買った・親御さんから買ってもらったことに対して無駄にしてはいけないことを理解させる) - 物を大事に使う事は物に対して感謝する事と一緒だね
(感謝して使わなければいけないことを理解させる)
親御さんは物が壊れてしまってまた購入する、もしくは保障するお金がかかってしまう事に対して怒っていませんか?
物が壊れたことに対してではなくお金がかかる事に対して怒ってしまっていることにまずは気づき、物=お金という事を教えるきっかけだと思いましょう。
4 誕生日会などイベントをするとき
誕生日会などイベントをする際にどんなイベントにするか一緒に企画をして費用を出すなどするとお金について考えるきっかけになります。
予算はいくらか?ケーキ代は?プレゼント代は?飾りつけは?などイベントはどれくらいお金がかかるかをお子さんと一緒に考えましょう。
今までとは一味違う素晴らしいイベントができると同時にお金について考える機会になります。
5 銀行や郵便局へ一緒にいったとき
銀行や郵便局に行く際にも親御さんだけでなくぜひお子さんと一緒に行ってみてください。
- 銀行は何をするところか?
- ATMはなにか?
- 自分の銀行口座を持つことについて
- 郵便局は何をしているのか?
- 切手やはがきはなにか?
などお金と直結する話が待ち時間などで多くできるチャンスがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
実はお金について教えるきっかけは普段の生活にも多くあります。
小学生の頃からお金の教育をしていきましょう。