お金を借りる『ローン』について

お金が必要な時に「ローン」はとても便利です。しかし、ローン=お金を借りて購入するという事は、将来的に返す「返済義務」必要が出てくるという事です。

今ではなく今後入って来るであろう収入を考えて借りる金額を決めておかなければこのローンが人生を大きく変えてしまう事にも繋がります。

「ローンを組む」と一般的には言われておりますが、どのような場面でローンを組むのか見ていきましょう。

 

ローンを組むタイミングとは?

ローンを組むタイミングについて見ていきましょう。

  • 自動車購入時
    『自動車ローン(カーローン)』
    車を購入する際に使用します。金額にもよりますが返済期間は7年ほどで組まれる方が多い様です。
  • マイホームを建てる時
    『住宅ローン』
    家や土地を購入する際に使用します。住宅ローンは一般的に金利も低く35年で組まれる方が多い様です。現在は45年でローンを組むことができるものもあります。
  • ショッピングや急遽資金が必要な時
    『フリーローン(カードローン)』
    お買い物など使い道は自由です。あらかじめカードの上限金額が設けられておりそれを超える利用ができません。利用した金額を支払えば利用額の枠が増え何度でも利用することができます。

中学生でもローンについて触れる機会があるとすれば・・・

  • 進学をする時
    『教育ローン』
    高校に進学する際に必要となる入学金や授業料など教育資金を支払う為に使用します。一般的に返済期間は約15年で組まれる方が多い様です。

その他、仕事の面でも役立つローンが存在します。

  • 開業時や設備導入時など
    『事業者ローン』
    企業や事業主などへの融資に特化したローンで主に開業資金等で使用されます。借りた資金は必ず事業に特化したものに限定されるといった特徴があります。

 

ローンのメリット

① お金が必要なタイミングで借りることができる
決められた利用限度額範囲内であれば何度でも借りることができる。

② 利用に関して比較的自由度が高い
借り入れの目的によっては限定されるものもありますが、比較的に利用に関して自由度が高いです。急な病気や怪我などで緊急に資金が必要になった際でも利用できます。

③ 自分の未来を広げるチャンスを得れる可能性がある
手元資金がないからあきらめるのではなく、未来の可能性にチャレンジする資金として活用することができれば、将来価値ある投資へと繋がります。

 

ローンのデメリット

① 金利がつくことで借入金額以上の資金を支払う必要がある
無金利のローンもありますがほとんどのローンには金利が付きます。ローンを組む際は必ず金利が何%でトータルいくらの金利を払うことになるのかを確認しましょう

② 信用情報に影響が出てしまう可能性がある
支払いが滞りなくできていれば問題ないと思われている方も多くいるのではないのでしょうか?
実は借り入れ情報は金融機関で共有されており、他のローンを組む、例えば住宅ローンの申請をしたが別のローンが影響して希望金額のローンが組めないという事例もあります。

③ 金銭感覚が狂い借り入れしすぎてしまう
借入金額が分からなくなってしまったり、月の支払いが容易でなくなてしまったりと当初想定していた以上の借入金額になってしまい返済できなくなってしまう。

 

まとめ

ローンは一見よくないイメージですが一時的に資金が必要になった際にローンを組んで助かったというケースもあります。

しかし、ローンは借りるので返す必要があります。権利と義務なのです。

借りる権利と返す義務を果たしてこそ、信頼関係がより結ばれ借り入れ上限金額を上げることができたりと、優遇を受けることができるようになります。

いわば金融機関側から「約束を守ってくれる信頼できる人」となる訳です。

教育ローンを使って進学するお子さんがいらっしゃる場合、しっかりとこのローンの仕組みを教えお金を借りて行く意味を再認識してもらいましょう。

ローンの活用方法はもちろん、お金の使い方が重要です。ご利用は計画的におこないましょう。

関連記事

TOP