小学生の子どもに教えたいお金の使い方

小学生にとって「お金」とは、身近なようで身近ではなく、身近ではないようで身近な存在です。

矛盾しているように聞こえますよね。子供が小学校に上がると、保育園や幼稚園以上にお金がかかります。ランドセルや教科書、学校に払うお金など、子供に直接関係しているお金ではあるのですが、子供はそのお金がどこから出ているのか、どうしてランドセルなどを手に入れることが出来ているのかを、あまり理解していません。

また、小学校に上がって子供に毎月おこづかいをあげているご家庭も増えていきますし、学校の遠足や自然教室、修学旅行など「おこづかいは3000円まで」などという経験もすることもあると思います。

その中で、モノやサービスを手に入れるためにはお金が必要で、そのお金はどこから出てきて、どう使えばいいのかを知ることは、大人になってからの金銭感覚やお金の管理、お金との上手な付き合い方において、とても重要な役割になります。

 

お金の教育は学校はもちろん、家庭内での教育も非常に重要です。

最近ではFIRE(経済的自立早期リタイヤ)という言葉も聞き慣れてきて、実際に実現されてらっしゃる方も多いですが、これは生活する上で必要なお金をどうやって得るかを考え、どうお金を使っていけばお金に振りまわされずに豊かな人生を送れるか、の問いです。

今の日本は、まだ家庭内でお金の話をするところは多くありません。FIREという道は人それぞれですので100%正しいわけではありませんが、少なくともお金と上手に付き合っていくためには、「お金の使い方」を日々の生活の中でしっかりと教えていく必要があるでしょう。

お金の使い方としてニーズとウォンツという言葉もありますが、欲しいものと必要なものを区別できるようにすることも大事です。

 

お金をどう使うかを分かってもらう

さて、お金を使うといっても色々あります。ニーズとウォンツは必要なものと欲しいものでしたね。例えば買いたいものがオモチャだった場合、そのオモチャは必要なものなのか、欲しいものなのか、といった感じです。

必要なものはそれが無いと困るので買うべきだと思いますが、欲しいものだからといって全く買わないという選択はあまり良くないかもしれません。

キャンプ好きの大人のAさんがいるとします。キャンプをするためには、テントを用意しライトやテーブル、食器やインテリアなど用意したいものには限りがありません。ですが、キャンプ自体は普通に生活していく上で無くても全く問題ありません。問題ないということは、Aさんにとってキャンプ用品はウォンツ(欲しいもの)に当たります。

しかし、Aさんはキャンプという好きなことを通じて人生を豊かにしています。つまり、ウォンツ(欲しいもの)は人生を豊かにする上で必要なものになり得るということですね。

欲しいものはとりあえず買う、なんてことをしていたらお金はいくらあっても足りません。ですので、ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)をしっかり理解した上ではじめてバランスが取れるようになっていくのです。

 

消費・浪費・貯金・投資・寄付

お金の使い方の代表的な例で「ニーズとウォンツ」を挙げましたが、私たち大人はそれ以外でもお金を使うことがあります。

例えば、貯金や投資。生活に必要な冷蔵庫を買うのと、株や債券に投資をするのとでは、同じお金を使うという行為でも意味や目的は変わってきますよね。

お金を使うと一口にいっても、「消費・浪費・貯金・投資・寄付」など色々あります。勉強に必要な鉛筆やノートは消費にあたりますし、欲しいオモチャやゲームは浪費にあたります。貰ったおこづかいを貯めるのは貯金にあたりますね。

このように、お金を使うと一口にいっても意味合いは全く変わってくるのです。この意味合いを理解するのはとても大事なことで、お金の使い方が上手くなります。

欲しいオモチャを買うのはどれに当たるか?などを日々の生活で一緒に考えていくことがお金の教育に繋がっていくのと、そのためには子供が実際にお金を使うという貴重な経験を積むことが大事なんですね。

 

まとめ
子供にとってお金を身近な存在に

子供にとってお金を使うという経験は貴重な経験です。お金を使わないままだと、大人になってからお金の使い方が分かりません。

ですので、これらを分かってもらうには、なんでも「無駄使いはダメ!」と言うのではなく、お金を子供にとって身近な存在にし、適度にお金を使わせることも大事だと考えています。

私も子供の頃は、お金を出しているわけでもないのにモノが買えるクレジットカードが不思議でしょうがなかったです。こうしたちょっとした疑問も子供ながらに抱えていますし、今では電子マネーも普及しているので、お金を使うことを教えるのと同じように、こうした仕組み等も教えてあげると良いでしょう。

それでは。

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