2022年度より高等教育で金融を勉強する機会が設けられました。
そこで目にする言葉に「資産形成・資産運用」というものがあります。
近年、身近になってきた言葉で、ほとんどの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
では「資産」とはなんでしょうか?
資産とは
資産とは、個人または法人の所有する金銭・土地・建物などの総称。財産。また、会計学用語であり、財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つで、流動資産・固定資産・繰延資産があります。
つまり、資産形成・資産運用とは、財産作りや財産を増やすことを指します。単純に考えるとお金を増やす事のように聞こえるでしょう。
本当の資産とは
資産とは、上記の通り「金銭や不動産」などが主なものですが、「時間」も資産の1つと考えられます。
私たちは、時間(命)をつかって労働することでお金を稼ぐことができます。
しかし、それは1日24時間と決められた「時間」を消費しています。
資産を多く保有することができれば、労働して稼ぐ必要が無くなり、時間という資産も多く保有することができます。
つまり、資産形成・資産運用をすることは、金銭的な自由だけでなく、時間的な自由も作り上げることができます。
資産=金銭にとらわれず考えをめぐらしていくことが今後の選択の幅を広げることにも繋がります。
資産の大切さ
資産を作り上げることは、金銭的・時間的な自由を手に入れることができますが、全ての人が両方手に入れることができればとても有難いことです。
おそらく、冒頭で記した「高等学校での金融教育には時間の概念」は入ってこないでしょう。
「時間も資産」ということを知っているだけで対人関係や様々シーンにおける考え方も新たなステージに立てるでしょう。
しかし、人それぞれ求めるものは異なります。
稼ぐことがすべての人もいれば、自由気ままな時間を過ごしたい人もいます。
各個人が時間的資産なのか・金銭的資産なのか、どんな資産を求めるのかを見極め、資産形成・資産運用を行い、大きな意味での自由を手に入れていってほしいものですね。
それでは。