大学生のうちに知っておきたい主な金融商品

大学生になると、より専門的なことを学び、起業する方もいれば就職活動をする方もいらっしゃるかと思います。

また、社会人の一歩手前の段階ということで、アルバイトをする方も一人暮らしをする方も多くいらっしゃいます。

高校生の頃とは環境が変わり、お金について考えていく機会も増えていくのが大学生。お金についての考えが健全なら良いのですが、大学生を狙った金融詐欺は本当に気を付けなければなりません。

もちろん詐欺をする側が100%悪いですが、知識を持っておくことで被害に遭わすに済むのと、友人知人に注意喚起もできるので、自身や大切な方を守るためにもお金についての知識は必要になってきます。

そこで今回の記事では、いくつかある主な金融商品についての概要をお伝えできればと思います。

そもそも金融商品とは、銀行・証券会社・保険会社などの金融機関が、提供・仲介する各種の預金、投資信託、株式、社債、公債、保険などのことです。(金商法第2条第24項)

ポイントは金融機関ということ。友人知人から「儲かる投資があるんだけど…」と話が来たら、どこの金融機関が入ってるのかを確認してみましょう。特に暗号資産(仮想通貨)関連はトラブルが起きやすいので注意が必要ですね。金融知識を持っている人に相談することをおすすめします。

社会人になると知人から保険を勧められたり、資産形成などお金を働かせることについての話題も増えてくるかと思いますが、金融商品はリスクやリターンなど、特徴は様々です。ライフプランと照らし合わせ、特徴をよく理解した上でご自身に合った商品を選ぶことがとても重要になってきます。

その上で、予備知識を持っているのと持っていないのとでは、結果は全く変わってきます。世の中の流れに対応できる力を養うためにも、より豊かな人生を送るためにも、お金を働かせることについての情報にアンテナを張っていくと良いでしょう。

次に、主な金融商品についての概要を簡単にお伝えします。

株式投資

代表的な金融商品の一つである株式投資の特徴、メリット・デメリットについてお話します。

証券取引所に上場している株式を証券会社を通して、株価が安いときに買い、株価が高くなったときに売ることで差益を得る投資です。

メリット

  • 株式によっては株主優待や配当金を受けることができる
  • 成長株に投資すれば高い売却益を得られる可能性がある

デメリット

  • 価格変動リスクがあるため株価売買のタイミングによっては損失を被る可能性がある
  • 多種多様な銘柄や投資手法があるため、自分自身で情報を得て判断する必要がある

債券投資

代表的な金融商品の一つである債券投資の特徴、メリット・デメリットについてご説明します。

債券投資とは、国債や地方債、社債(事業債)といったものが代表。満期(償還期限)まで保有すれば 発行体が破綻等していなければ元本が満額戻ってくるのが株式との大きな違いです。

メリット

  • 原則元本が満額戻ってくるため、比較的安全性が高い

デメリット

  • 発行元のリスクが高ければ収益性は低くなる、収益が高いものはリスクも高くなる
  • 金利変動リスクがあり、途中売却時に元本割れの可能性がある
  • インフレリスクを抱えている

不動産投資

代表的な金融商品の一つである不動産投資の特徴、メリット・デメリットについてご説明します。

不動産投資とは、マンションやアパートなどを購入して第三者に貸し出すことによる賃料収益や、物件を売ることによる売却益を得る投資方法のことです。

メリット

  • ローンを利用することでまとまった資金がない人でも始めることができる
  • サブリース等の仕組みで空室リスクを防ぎ、安定して収益を得ることができる
  • インフレリスクへの対策となる

デメリット

  • 物件によっては価格低下による売却損が出る場合がある
  • 老朽化に対する修繕費用が必要になる場合がある

投資信託

代表的な金融商品の一つである投資信託の特徴、メリット・デメリットについてご説明します。

投資信託とは、運用の専門家にお金を預け、専門家が株式や債券などの投資先を選んで投資・運用する仕組みです。専門家は投資家から集めたお金をまとめて投資します。

メリット

  • 少額での投資が可能であるため、資金の少ない人でも始めやすい
  • 分散投資による価格変動による損失リスクを防ぐことができる

デメリット

  • 運用成績は専門家の実力次第のため、必ずしも安全性が高いとは言い難い
  • 専門家に委託するため、販売手数料や信託手数料が取られる

積立投資

代表的な金融商品の一つである積立投資の特徴、メリット・デメリットについてご説明します。

積立投資とは、金や投資信託などの商品を毎月定額で購入するものです。

メリット

  • 少額での投資が可能であるため、資金の少ない人でも始めやすい
  • 時間と複利の仕組みを利用しているため、安全性が高い
  • 分散投資・ドルコスト平均法による価格変動リスクを抑えられる

デメリット

  • 長期の積立により利益を得るため、途中解約による元本割れの可能性がある
  • 長期を前提としているため流動性は低く、直近で使う資金が欲しい際には向かない

FX(外国為替取引)

代表的な金融商品の一つであるFX(外国為替取引)の特徴、メリット・デメリットについてご説明します。

FX(外国為替取引)とは、日本円と海外通貨の価値変化を利用し通貨を交換することにより為替差益を狙う投資方法です。

メリット

  • 少額投資でもレバレッジ効果により大きな利益を狙うことができる

デメリット

  • レバレッジ効果によりタイミングによって大きな為替差損を被るリスクがあり、安全性は低い
  • 通貨価値は刻一刻と変化するため、リアルタイムでその値動きを注視する必要がある

まとめ

「貯蓄から資産形成へ」というスローガンを金融庁が掲げています。今後、資産形成や資産運用は日本人にとって当たり前になり、馴染みがあるものへと変化していくでしょう。

お金というものは、人生を豊かにしてくれるツールでもありますが、使い方や向き合い方を誤ると人生を不幸にするものでもあります。

資産形成・資産運用保全、節税、相続、ライフイベントなど、人生とお金はセットで考えなければなりませんが、実際にお金に働いてもらう社会人になる手前で、あらかじめ基本となる知識を身につけることは、人生を豊かにしていく上でとても大事なことです。

NISAやiDeCoなど、国が打ち出している政策もありますので、日頃から情報を取っていきましょう。

参考になれば幸いです。

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