高校生がお正月にもらうお年玉『ボーナス』の使い方について

お年玉は、お正月に年神(としがみ)を迎えるために、供える丸い鏡餅(かがみもち)に年神がやどり良いものとして子供達に分け与えられ、その餅が「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことから「お年玉」が生まれたと言われています。

その年を生きるために必要な、年神の霊魂=生命を子供に分け与えることで、(強い生命力には、魔=災厄を退ける力がある)、子供の無事な成長を願うという意味があります。

お正月は家族が集まり沢山のお年玉をもらう学生も多いのではないでしょうか?
しかし、学年が上がるにつれお年玉をもらえなくなっている方もいます。
学研教育総合研究所のデータによると一番お年玉をもらえないのは「高校生」のようです。

(出典:学研教育総合研究所)

調査の結果、お年玉の平均総額は22,579円であった。

男女別では、女子の方が男子よりも892円高かった。

学年別の推移を見ると、男女とも高校2年生が最も高く、高校3年生は最も低い結果になっているのが分かります。

 

お年玉の使い道は??

そして、気になるお年玉の使い道。

1位が『貯金』という結果。
大学費用の足しにしたり、社会に出て必要となるお金に備えるため貯金を選ぶ学生が多いようです。

2位は『洋服や服装品』という結果。
女子高生はメイクや服などおしゃれが楽しくなる時期という事もあり、男子高校生もモテたいやカッコよく見られたいという異性に対する想いが芽生え洋服などにお金を使うようです。

お年玉は学生にとってバイトやお小遣いをもらう以外に唯一お金を手にすることができるイベントつまり『ボーナス日』となります。大人の私たちにとっても非常にうらやましい日ではないでしょうか。

お正月にもらったお金をどう使うかはとても大事な事です。

一度、子供たちにもらったお金をどう使うか聞いてみて下さい。
もちろんすべて使われないようにと保護者の方が全て管理するというご家庭もあるかと思います。

しかし、これから大学に行くもしくは社会に出て自分で働きお金を手にする学生に『考える』きっかけをまずは与えてあげましょう。

 

まとめ

お金を使うことも大事なお金の役割を果たしていることになります。

1年間我慢していた本当に欲しいものを購入する、趣味や部活動で使う道具を購入するなどお金を使って得れる対価を感じる事は非常に大切です。

社会に出る前からお金の使い用途を練習しておかないとうまくお金と付き合っていけません。

将来の為、桶根が必要となるときの為に貯金はしつつ、自分の欲しいものも買う。

年に一度の『ボーナス』を子供たちにとってお金の使い方を勉強できるきっかけとなるようにしてみましょう。

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