高校生のためのお金の教科書

2022年4月より、成人の年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

高校を卒業してすぐに成人を迎えます。

成人が18歳に引き下げられることに伴い、「契約」に関しても高校生のうちに知っておくべき事柄の一つです。

その中で、大学に行くもしくは就職をして一人暮らしをしたりと自立した生活についても学んでもらいます。

• あなたが一人で暮らすなら
• あなたが大学に進学するなら
• あなたが海外で勉強したい場合

まず、「あなたが一人で暮らすなら」について触れていきます。

■引っ越し費用

入社に合わせて余裕を持って引っ越しをすることをおすすめします。

時期や距離、荷物量に よって値段は様々です。

慣れない土地の場合、土地勘もない状態ですので余裕がないと意外と大変です。

引っ越し業者の費用に関しては、距離やモノの多さによりますが、約５万円と安くない金額ですので早いうちから準備をしておく必要があります。

引っ越しシーズンは業者さんにとってはかき入れどきなので、他社との競争が激しくなり営業マンも必死になります。

「今この場で決めてくれたら◯◯円でやらせていただきます」など、即断即決を求められることもありますが、合い見積もりを取りましょう。

■家具家電代

大学を卒業してから一人暮らしを始める方は、生活に必要な家具・家電を用意する必要があります。

• 冷蔵庫
• 洗濯機
• テレビ
• 電子レンジ
• 炊飯ジャー
• 寝具
• ソファー・ベッド
• エアコン
• テーブル
• 棚
• 消耗品
• 防災グッズ　など

人によって新居によって必要なものは異なりますが、必要最低限のものを購入できるよう準備しておきましょう。

準備費用としては約15～20万円かかります。

費用を安く抑えるには備え付け家具がある賃貸物件を選ぶ方法もあります。

その他、中古用品店やメルカリなどで安く仕入れる方法などを取りましょう。

■住宅の初期費用

新居を決めるために不動産屋さんに行くと、条件に近い物件を紹介してくれて、気になる物件を内覧することができます。

初期費用や家賃などの情報も提示してくれますが、この金額や項目がピンキリなのです。

初期費用で一般的なのは、

• 敷金
• 礼金
• 保証金
• 仲介手数料
• 火災保険料
• 町内会費
• 鍵交換料
• 家賃（1ヶ月分や2ヶ月分のところも）

などがあります。
一人暮らしの場合、20万円前後になることが多いので、こちらも計算に入れておきましょう。

義務教育が終わり大学進学という選択から、これまでにどれだけの教育資金が費やされてきたかを大学卒業と同時に知り社会に出る事は大事な事なのです。

大きな教育資金を使って学校へ通った事を実感し、今後の将来をより良くする為に振り返りをするきっかけを作ってあげましょう。

高校までにかかったお金は公立校と私立校で学校教育費は異なりますが2千万～3千万円(習い事などは含まない)と言われています。

そして国立の大学へ行くか、私立の大学に進学するかで大学費用も大きく変わる事を理解しておく必要があります。

例えば国立でも自宅から通うか、自宅外で1人暮らしをするかでは大学4年間でかかるお金は500万円～900万円と変わっていきます。(以下省略)

あなたが海外で勉強したい場合いくら費用が掛かるのか理解しておく必要があります。

• 短期留学
• 長期留学
• ワーキングホリデー

など様々な方法や期間もあります。

（以下省略）

次に実際に今の時代に必要不可欠キャッシュレス決済について学んでいきましょう。